エコキュートの3つの機能

ひとくくりのエコキュートと言っても、パンフレットを見ると種類の多さに驚く方、多いと思います。
容量の違いは分かりやすいのですが、メーカーの多さやメーカーによって機能の名前が違ったりと、比較の仕方さえ分からなくなりますよね。

よくよく見てみると、エコキュートはどのメーカーも機能別にフルオートセミオート給湯専用の3種類に分類できます。
今回はその3つの機能についてお話します。

フルオート

各メーカーのラインアップの約7割から8割はフルオートタイプです。
全自動でボタンを押せば自動お湯はり追い炊き保温などすべての機能が盛り込まれいるのが一般的です。

その他にもメーカーによっては、マイクロバブル機能が搭載されていたり、自動配管洗浄や銀イオンなど、全自動+αの快適性で他のメーカーとの差別化ははかっています。
メーカーの特徴が一番良く出るのはこのフルオート機能ですが、機能が充実している分、価格が高くなるのもフルオートタイプです。

セミオート

※ダイキンはオート、三菱はエコオート、コロナは該当商品なし

セミオートタイプとフルオートタイプの違いは、お湯をタンク内に戻して温め直すことができないため、追い炊き・自動保温ができないことです。
浴槽のお湯を温め直したい場合は、「高温足し湯」機能を利用することになります。

お湯張りが自動でできるためセミ「オート」となっています。
価格はフルオートに比べると安価な場合が多く、最低限の機能は維持したいという方に人気です。

給湯専用

給湯専用タイプは操作リモコンがないので、お湯張りをするには昔ながらの様に、蛇口をひねってお湯が溜まるのを待つしかしません。
お湯を止め忘れて浴槽からお湯がじゃばじゃばあふれているということが起きる可能性があります。

給湯専用タイプもセミオートタイプと同様に、追い炊きや自動保温はできません。
シンプルなものを好み、コストを抑えたい方に人気です。

さいごに

機能が充実している順
1.フルオート
2.セミオート
3.給湯専用

価格が安い順
1.給湯専用
2.セミオート
3.フルオート

快適性を重視するのか、値段を重視するのか、用途に合わせて選びましょう。

 

漏電してませんか?<<   >>パワーコンディショナーとは?