悪質業者は存在します。

一軒家に住んでいると突然やってくる飛込営業マン。
「外壁にヒビが入ってる」「このままでは家が崩れてしまう」「すぐに修理した方がいい」
などと不安な言葉で、その場で契約を結ばせようとしてきます。
ただ、本当に危険なヒビが入っていて本当に危険を教えてくれている営業マンもいます。

ではどうやって悪質営業マンを見分けられるのでしょうか。
ここれは悪質営業マンの特徴を紹介します。

悪質営業マンの営業トーク

不安を煽る
悪質営業マンは不安な言葉を次々に浴びせ、今すぐ工事をしなければならない様に気持ちにさせてきます。
「今すぐ補修しなければ壁が崩れてしまう。」
「このヒビだと既に壁の中に水がしている。このままでは壁が腐ってしまう。」
本当に良心的な業者であれば、現状をしっかりわかるように説明してはくれますが、相手をいたずらに不安にさせることはありません。

大幅値引きで契約を急かす
「初回訪問でご契約いただいた方限定で○○万円引きです」
「半額キャンペーンが明日までなので、明日までに決めてください。」
このような大幅値引きで契約を急かしてくる営業マンは要注意です。
急かす事により、相手の判断能力を鈍らせようとしています。
こういった大幅値引きを持ちかけてくる業者は、半額にしても利益が出るように元々の値段を高くしている悪質業者です。
また、二度塗りしなけばいけない塗料を一度塗りのみで材料費を浮かす手抜き工事をする悪質業者もいます。
大幅値引きに惑わされず、合い見積もりと取るなどし、しっかり業者選びをしましょう。

ヒアリングをほとんどしない
「当社はオリジナル塗料で40年以上の耐久年数を誇ります!」
「こんなにいい塗料を、今日ご契約いただけるなら半額でご提供します!」
「当社に任せていただければ、こんなに安く済みます!」
以上のような自社アピールを押し付けるばかりで、お客様の意見を聞かない営業マンいる業者は少なくとも、優良業者ではありません。
お客様に悩みや要望を聞き、希望に寄り添うのが外壁業者のあるべき姿です。

見積もりが簡素
見積もり書が、「外壁塗装工事一式〇〇円」など簡素に書かれており内訳がよくわからない場合、その業者は悪質業者である確率が高いといえます。
そもそも、見積書の内容は、素人のお客さまにはわかりにくいものです。
どのような工事内容を行っていくかを細かく記載して計上し見積書を作っていく事が、建築の見積書の作り方の常識です。
外壁塗装工事の場合は、外壁の㎡数に単価を掛けて見積書を作っていきます。

足場代無料
外壁塗装工事は平屋であっても2m以上の高所作業の工事ですので、必ず足場が必要です。
それを「今なら近所で工事をしているから」などとよくわからない理由で足場を無料サービスにするという、普通では考えられない提案をしてくる悪質営業マンがいます。
住宅の足場費用は、1件当たり30坪程度で15万円程かかります。それを無料にするなどありえない行為ですし、必ずどこかしらの項目に上乗せされています。
絶対に信じないでください。

他社の見積もりを見たがる
他社から既に提出されている見積書を参考に、見積もりを行うケースはあります。
しかし、それを見た業者が、自分達の見積もりもしないで
「当社なら、この価格の30%引きでできます」
「今契約して貰えるならこれより安くします」
などと、自分達の数字を出さずに、値引きの金額のみを提示してくる業者は要注意です。
悪質業者は手間を掛けず仕事を手に入れる事しか考えていませんので、根拠なんか全く無くても安い金額だけをアピールしたがるものです。

工事費用が全額前払い
戸建て住宅の塗装工事において、全額前払いはありえません。
戸建て住宅の塗装工事は、1~2週間で終わるケースがほとんどです。
1~2週間で終わる規模の塗装工事であれば、工事費は全額後払い、もしくは半額前払いにするのが塗装業界の常識です。
前払いを要求する業者は悪質な可能性が高いです。

最後に

悪質業者はあのてこの手で口上手く、お客様の不安を煽り、契約にこじつけようとします。
アポイントなしの営業マンには特に気を付けてください。
外壁塗装を考えるのであれば、合い見積もりを取ったうえでよくよく検討するか、地元の信頼出来る業者に任せる事をお勧めします。

 

 

 

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