エコキュートの冬は電気代が高い?!

本格的な冬の到来に向けて、エコキュートの導入や買い替えを検討する家庭も多いのではないでしょうか。
それにあたり、導入コストや月々の電気代がどれほどお得になるのかなど、お金に関わることが気になる方も多いかと思います。

買い替えを検討されるお客様からちらほらと聞くのが
「冬場だけ電気代が高くなる」
という声です。

省エネや節約のために安くはないお金を払って導入したエコキュート
電気代が高いのであれば、元も子もありません。

そこで、なぜ冬場だけ電気代が高くなってしまうのか、どうすれば冬場の節約しながら温かいお湯を使えるのか、紹介していきたいと思います。

エコキュートの電気代が高くなる原因

エコキュートを使っていても電気代が高くなってしまう理由、それは「電気代が高い時間帯の電力消費量が多い」ということです。

エコキュートは通常、電気代の安い夜間の間にお湯を沸かします。
その分、日中の電気代は逆に、夜間の2~3倍、ピーク時では5倍もの値段で設定されています。

夜間にお湯を沸かした分を日中使っている場合は何も問題はありませんが、日中お湯切れを起こしてしまい、沸き増しが必要となった場合は、夜間2倍~5倍もの電気代がかかってしまいます。

エコキュートの電気代を節約するために

使用時間

エコキュートを使っている場合は夜間の電気代の安いプランを契約します。
冬場に限らず、日中の電気代の高い時間帯に沸き増しをすれば、おのずと電気代はあがるので、電気代が安い時間帯を中心に生活するよう心掛けていきましょう。

湯切れを起こさない

先ほども述べたように、日中にお湯切れを起こし沸き増しが必要となった場合は、夜間2倍~5倍もの電気代がかかります。

その日にもうお湯を使わない場合は自動沸き上げ設定を切るようにしたり、電気代が高い時間だけは自動沸き上げをしない設定(ピークカット設定)がついている場合は設定しておくなどのと気を付けることで、日中の電気代を節約することが可能です。

追い炊きよりも高温足し湯

追い炊きや自動保温の場合は、ぬるくなったお風呂のお湯をタンク内の熱を使ってあたためなおしているので、その分タンク内の熱がなくなってしまいます。
高温たし湯はタンク内の熱いお湯を放出し浴槽内を温めるので、タンク内の温度も下がりません。
ぬるくなったお風呂を温め直すという点では「高温たし湯」の方が経済的でスピーディーです。

同じ理由で、前日のお湯を沸かし直すよりも再度お湯はりをしたほうが省エネになります。

さいごに

冬場だからと言って必ずしも、エコキュートの電気代が跳ね上がるようなことはありません。

エコキュートの特性を生かし、上手に節約していきましょう。

 

 

エコキュートが凍結?【冬のトラブル】<<   >>メーカー別特徴【2020年度】