エコキュートをよりお得に活用しよう!

電気料金節約の為にエコキュートに切り替えるご家庭も多いかと思います。
しかし、ほんの少しの設定や使い方でよりエコキュートをよりお得に利用できます。

1.電力会社や電気プランの見直し

電力自由化されて以降、大手電力会社より安い料金設定の会社やキャッシュバックがある会社など、様々な会社ができました。
例えば、

・H.I.S電気 : 大手電力会社よりも5%安い
・楽天でんき : 電気の使用量に応じてポイントが貯まる
・au電機 : 電気料金に応じてキャッシュバック(料金は変わらない)

など、少しでも安くなったり、料金は変わらない代わりにその分のポイントが付くなどお得なプランを打ち出している電力会社は他にもあります。

直近1年分の電気料金の明細を準備し、家庭でのだいたい毎月の電気使用量を把握した上で、電気プランをシミュレーションしてみましょう。

エコキュートの設定

エコキュートで抑えて欲しい設定は4つです。

【ピークカット設定】
・・・電気が安くなる時間帯があれば、その時間だけ沸き上げる設定
電力会社によっては夜間(22時~8時の間)のみ電気料金が安くなる設定があります。
その場合は、夜間のみエコキュートを沸き上げる設定をすれば、それ以外の電気代が高い時間帯には沸き上げません。
※お湯切れを起こしそうな場合は、指定時間以外でも手動で沸き上げることは可能です
【おまかせ設定】
・・・過去1週間程度の毎日のお湯の使用量の変化を学習し、その家庭に合う湯量を効率よく沸き上げを行う設定
エコキュートで一番節約できる運転モードは、おまかせ設定モード(もしくは、おまかせ省エネ設定、おまかせ節約設定など)です。
家庭に合う湯量を学習し、沸き上げる事で湯切れの心配も少なくなります。
【湯量設定】
・・・お風呂に貼るお湯の量の設定
お風呂の湯量を少なめに設定することも、エコキュート料金の節約には効果的です。
また、保温時間も短くて済ますために、家族が一緒に入ることもおすすめです。
【休止設定】
数日間または長期間家を空けるような場合は休止モード設定をし、無駄な沸き増しをしないことで電気代が節約できます。
長期間家を空ける場合は水抜きなどのメンテナンスもきちんと行うようにしましょう。

エコキュートの設置環境

エコキュートのヒートポンプ(室外機)の周りには、ゴミや植物など、ものを置かないようにしてください。
側面や背面の吸込口や正面の吹出口を塞いでしまうと、お湯を沸かす効率が悪くなり、電気代が余計にかかってしまう事もあります。
また、性能低下や故障の原因にもなりまねませんので、エコキュート周辺にはスペースをしっかり確保しましょう。

エコキュートの使い方を考える

【高温足し湯】
お湯を沸かし終わった後は、保温しておくよりも、高温たし湯の方がエコキュート料金を節約できます。
タンクには熱いお湯を貯めてあり、それを直接浴槽に送るので、素早くお風呂のお湯を温める事が出来ます。
【設定温度】
家事で使うお湯の設定温度は低く設定しておきましょう。
タンク内の熱いお湯の節約になります。
【買替検討】
エコキュートを10年以上ご利用の場合は新規買替検討をお勧めします。
エコキュートは毎年性能が上がっています。
10年前であれば、電気使用量が大幅に違ってくる場合があります。

最後に

ほんの少しの事でエコキュートをお得に利用出来きます。
エコキュートを導入したのに、今一つ電気代が安く感じない人は、是非試してみてください。

 

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