夏はエコキュートで節約!

夏が目前に迫り、エアコンをつける時間が長くなることもあり、これから気になってくるのが光熱費。
年々平均夏の平均気温も上昇し、いくら省エネエアコンが普及してるとは言えども、それでも家計を圧迫してきます。

省エネ機器として浸透してきているエコキュートですが、特に夏場の電気代を大幅に下げる事が可能なのです。
エアコンで電気代が跳ね上がるのは仕方ない分、エコキュートで少しでも抑えられたら家計も助かりますよね。

なぜ夏場に効果を発揮するのか

エコキュートは、なぜ「夏場」に最も効果を発揮するのでしょうか。

エコキュートは「ヒートポンプ」を利用してお湯を沸かしています。
ヒートポンプとは、空気中の熱エネルギーを家で使えるような熱エネルギーに変換して利用する方法です。

例えば設定温度40度のお湯を沸かす場合を見てみましょう。
空気中の温度が15度の場合、40度のお湯を沸かすためには25度分の電力を消費し、空気中の温度が30度の場合では10度分の電力を消費します。
夏場の空気はもともと高いので、消費電力を抑えて効率的にお湯を沸かせます。

さらに節約したい!

タンクの設定温度を下げる

夏場は水道水自体の温度が高くなりますので、貯湯タンク内のお湯が高温の場合、温度を下げるために沢山の水が必要になる反面、お湯はあまり消費されずに余ってしまい、電気代の無駄となります。

こうした無駄は、あらかじめ貯湯タンク内の沸き上げ設定温度を65度程度の低温にすることで防ぐことができます。
さらに、沸き上げるお湯の量を「少なめ」にしておくことで、さらなる電気代の節約に繋がります。

「湯切れ防止」機能をオフ

日中などに自動でお湯切れを防止する「湯切れ防止」機能をオフにしましょう。
エコキュートは基本的に電気代がお得な深夜時間に沸き上げを行う設定になっているので、「湯切れ防止」機能をオフにすることで、日中は沸き上げを行わなくなりますので、完全に電気代が安い深夜時間帯のみの沸き上げになります。

ただし、お湯切れ時は手動で「沸き増し」操作を行う必要があります。
※「湯切れ防止」機能の名称は各メーカーで異なります。

「追い焚き」より「高温たし湯」

お風呂がぬるいと感じた時は、「追い焚き」で温めるより「高温たし湯」のほうが電気代のになります。

「高温たし湯」がタンク内の熱いお湯をそのまま浴槽に送ります。
それに対し「追い焚き」は浴槽内のお湯を貯湯タンクの熱交換器に戻し、貯湯タンク内の熱湯の熱を利用して温め直しますため貯湯タンク内の温度を下げてしまいます。
これを温めなおすのに電気代がかかります。

さいごに

以上のように導入するだけで大幅に電気代を節約できるエコキュートですが、特に夏場に高い力を発揮します。
オール電化のご家庭はもちろん、夏場の電気代を下げたい方も是非ご相談ください。

 

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